コウモリの駆除方法まとめ|追い出し・侵入口封鎖・注意点を解説
屋根裏や換気口付近にコウモリが住みついている場合、
正しい手順で対処しないと再発しやすいのが特徴です。
また、コウモリは法律で保護されている動物のため、
捕獲や殺処分はできません。
この記事では、合法かつ安全なコウモリの駆除方法として、
「追い出し → 侵入口封鎖 → 清掃・除菌」の流れを詳しく解説します。
コウモリ駆除で最も重要なポイント
- 捕まえない・殺さない(法律違反の可能性)
- 必ず追い出してから封鎖する
- 侵入口を残すと再発率が非常に高い
「とりあえず隙間を塞ぐ」だけでは、
内部に閉じ込めてしまい悪臭・死骸トラブルにつながることもあります。
手順① コウモリを追い出す
まずは、建物内にいるコウモリを外へ出す必要があります。
追い出しの基本方法
- 市販の忌避剤(コウモリ用)を使用する
- ねぐら周辺に光・風・音の刺激を与える
- 夕方〜夜間(活動時間)に実施する
コウモリは刺激を嫌うため、
居心地を悪くして自然に出ていかせるのが基本です。
※無理に追い回したり、素手で触るのは危険です。
手順② 侵入口を特定して封鎖する
追い出し後は、再侵入を防ぐ作業が最も重要です。
よくある侵入口
- 換気口・ベントキャップ
- 屋根の隙間(瓦・板金のズレ)
- 軒天の隙間
- シャッターボックス・戸袋
封鎖方法の例
- 金網・パンチングメタル
- コーキング材
- 専用の防獣ネット
1か所でも塞ぎ忘れると再発するため、
全体をチェックする必要があります。
手順③ 糞尿の清掃・除菌
コウモリがいた場所には、糞・尿・ニオイが残っています。
- 防塵マスク・手袋を着用する
- 糞は濡らしてから回収する
- 除菌・消臭剤で仕上げる
乾燥した糞を掃除機で吸うと、
粉塵が舞って健康リスクが高まるため注意が必要です。
自分で対応できるケース・業者に任せるべきケース
自分で対応できる可能性があるケース
- 侵入口が明確で1か所のみ
- 被害が軽微
業者に任せるべきケース
- 屋根裏・高所で危険
- 侵入口が複数あり特定できない
- 再発を繰り返している
無理をすると、転落・再発・法的リスクにつながることがあります。
コウモリ駆除の費用相場
- 簡易的な追い出し:数万円〜
- 侵入口封鎖+清掃:数万〜十数万円
建物構造や被害範囲によって大きく変わるため、
現地調査・見積を取ることが重要です。
次に読むべき記事(内部リンク)
まとめ|コウモリ駆除は「追い出し→封鎖」が基本
コウモリ対策は、追い出しと再侵入防止をセットで行うことが重要です。
状況によっては、専門業者に相談することで安全・確実に解決できます。


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