このページでは、春・夏・秋・冬それぞれの季節に「家の中・家まわり」に出やすい害虫を一覧でまとめています。
いつ・どんな虫が増えやすいかを知っておくことで、対策のタイミングをとりやすくなります。
このページの使い方
- 季節ごとに出やすい害虫の「ざっくり把握」に
- 個別の害虫ページへの内部リンク一覧として
- 問い合わせ前の「目安説明」として
春(3月〜5月)に出やすい害虫
🌸 春の代表的な害虫
目安:3月〜5月頃
- アリ(シロアリの羽アリにも注意)
- ヤスデ・ワラジムシ
- ダニ類(気温上昇とともに増加)
- ハチの女王バチ(巣作り前)
- ゴキブリ(成虫・幼虫が活動開始)
冬のあいだ潜んでいた虫が動き出す時期です。
「今年は早めに対策したい」という方は、春のうちに予防施工をしておくと効果的です。
春に気をつけたいポイント
- 庭の落ち葉・不要物の片付け(越冬していた虫の隠れ家)
- 室内のダニ・ホコリ対策(布団・カーペットの清掃)
- ハチの巣は「小さいうち」に発見・対処すると安全
ゴキブリやダニは、春のうちから対策しておくと夏の大量発生を防ぎやすくなります。
夏(6月〜8月)に出やすい害虫
☀️ 夏の代表的な害虫
目安:6月〜8月頃
- ゴキブリ全般(クロゴキブリ・チャバネゴキブリなど)
- 蚊(ヒトスジシマカなど)
- ハエ・コバエ類
- ムカデ・ヤスデ
- ダニ・ノミ
- ハチ(スズメバチ・アシナガバチなど)
高温多湿を好む虫が一気に増える季節です。
「家の中で虫を見ない日はない」という相談がもっとも多くなります。
夏に気をつけたいポイント
- ゴキブリ:台所まわりの清掃・ベイト剤の設置
- ムカデ:家の外周・基礎まわりへの薬剤散布、隙間封鎖
- 蚊:雨水・バケツ・鉢皿など水たまりを作らない
- ハチ:巣が大きくなる前に専門家へ相談
夏場は「対症療法だけ」だと追いつかないことが多く、
発生源の特定や、家全体の環境改善がポイントになります。
秋(9月〜11月)に出やすい害虫
🍁 秋の代表的な害虫
目安:9月〜11月頃
- カメムシ(越冬前に家の外壁・窓まわりに集まる)
- クモ・ハエ類(残りの個体が活発)
- ムカデ(気温が高い地域ではまだ活動)
- ゴキブリ(室内での活動は継続)
- ネズミ(寒くなる前に屋内へ侵入し始める)
外気温が下がり始めると、「虫は減る」が「家の中に入ろうとする害虫・害獣」が増える時期です。
秋に気をつけたいポイント
- 窓・サッシ・換気口まわりの隙間チェック
- ネズミ・ムカデなどの「侵入経路封鎖」を始めるベストタイミング
- カメムシ対策として、外壁・窓まわりへの忌避処理
秋のうちにネズミ・ムカデの入口を塞いでおくと、冬〜春の被害を大きく減らせます。
冬(12月〜2月)に出やすい害虫・害獣
⛄ 冬に注意したい害虫・害獣
目安:12月〜2月頃
- ネズミ(屋内での活動・かじり被害)
- ゴキブリ(暖かい室内・飲食店などで活動継続)
- チョウバエ・コバエ類(浴室・排水まわり)
- シバンムシ・チャタテムシなど貯蔵食品害虫
外の虫は減りますが、
「家の中が暖かくて安全」な場所として、室内害虫・ネズミの被害が目立つ季節です。
冬に気をつけたいポイント
- ネズミ:天井裏・壁の中の音、フンの有無をチェック
- 食品害虫:米・小麦粉・乾物の保管状態を確認
- 浴室まわり:排水口・目皿の清掃でチョウバエ対策
冬は「外」ではなく「家の中」を重点的に点検する季節です。
年末の大掃除も、害虫・害獣対策の良いタイミングになります。
まとめ|季節ごとの発生傾向を知って早めの対策を
- 春:越冬していた虫が動き出す時期。ダニ・ゴキブリ・ハチの早期対策に最適。
- 夏:ほとんどの害虫がピーク。ゴキブリ・ムカデ・蚊・ハチなど、総合的な対策が必要。
- 秋:虫は減るが、カメムシ・ネズミ・ムカデが「家の中」に入りやすくなる。
- 冬:屋外は一見静かだが、室内のゴキブリ・ネズミ・食品害虫に注意。
季節ごとの発生傾向を知っておくことで、
「困ってから対処」ではなく、「困る前に予防」することができます。
気になる害虫がいた場合は、それぞれの詳細ページや専門家への相談も検討してみてください。

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