犬や猫は人より体が小さく、虫に刺されたり寄生された時に重症化することがあります。
特にアレルギー(アナフィラキシー)や感染症、フィラリアなどは注意が必要です。
緊急受診の目安(1つでも当てはまれば動物病院へ)
- 呼吸が苦しそう(ゼーゼー、口を開けて呼吸)
- 顔・口・まぶたが急に腫れる
- 嘔吐・下痢が止まらない/ぐったりして動かない
- けいれん、ふらつき、意識がぼんやり
- 刺された直後〜数時間で急激に悪化
犬猫に危険な害虫ランキング(Top5)
犬猫にとっての危険度は、単なる「痛い・かゆい」だけでなく、命に関わる急変(アナフィラキシー)や感染症、重症化しやすさで決まります。
ここでは家庭で遭遇しやすい虫を中心に、危険度が高い順にまとめました。
Top5(危険度の目安)
※地域・季節・個体差でリスクは変わります。症状が強い/急変がある場合はすぐ動物病院へ。
第1位(危険度:★★★★★)
ハチ(特にスズメバチ) ▶駆除方法
理由:刺傷後、急激に悪化(呼吸困難・嘔吐・虚脱)することがあります。口周り・喉を刺されると危険。
よくある場面:散歩中に草むら/庭の巣に接近。
受診目安:顔が腫れる、呼吸が苦しそう、嘔吐、ぐったり → すぐ受診
第2位(危険度:★★★★★)

マダニ ▶駆除・予防方法はこちら
理由:吸血による貧血や感染症リスクがあります。無理に取ると頭が残ることも。
よくある場面:草むら・公園・山・河川敷。
受診目安:体に付着を発見した時点で受診推奨(安全な除去+チェック)
第3位(危険度:★★★★☆)

蚊(犬はフィラリアに注意)▶駆除・予防方法はこちら
理由:刺されること自体より、犬はフィラリアの感染リスクが重要です。
よくある場面:夕方〜夜の散歩、室内への侵入。
受診目安:呼吸異常や腫れが強い場合は受診。基本は「予防薬」で守る。
第4位(危険度:★★★★☆)

ノミ ▶駆除・予防方法はこちら
理由:アレルギー性皮膚炎、貧血(子犬・子猫)、寄生虫のリスク。家庭内に広がりやすい。
よくある場面:屋外・他の動物との接触、室内繁殖。
受診目安:かゆみが強い/皮膚が荒れる/黒い粒(ノミ糞)が出る → 早めに相談
第5位(危険度:★★★☆☆〜★★★★☆)

ムカデ ▶駆除・予防方法はこちら
理由:強い痛み・腫れ。口に入れるとよだれや嘔吐、体質で症状が強く出ることも。
よくある場面:夜間の室内侵入、浴室・玄関・ベランダ周り。
受診目安:口周りを噛んだ、腫れが広がる、ぐったり → 受診
補足(状況次第で危険度が上がる虫)
トコジラミ(強い皮膚炎・睡眠障害)、毒性の強い毛虫(皮膚炎)、室内の殺虫剤誤飲(虫ではないが要注意)なども、環境次第で重症化の原因になります。
家庭でできる予防まとめ(犬猫共通)
- ノミ・マダニは定期駆虫(獣医推奨薬)
- 散歩後は足・腹・耳周りをチェック
- 網戸や隙間対策で室内侵入を減らす
- 水たまりをなくして蚊(ボウフラ)対策
- 薬剤は犬猫が舐めない位置に設置(ベイト等)
ワンポイント
「ペットがいる家」は、薬剤の種類や置き場所の配慮が重要です。
害虫が繰り返し出る場合は、発生源の特定+再発防止まで対応できるプロに相談すると安心です。
