結論 見分けはこの3点だけでOK:①触角 ②くびれ ③羽の長さ。
下の比較画像と表を見れば、初めてでもかなり判定できます。
※シロアリ疑いが強い場合は、むやみに殺虫剤で散らさず「発生場所・数・日時」をメモして点検につなげるのが早いです。
比較写真:シロアリの羽アリ vs クロアリの羽アリ
シロアリの羽アリ

- 触角:まっすぐ(数珠状っぽく見えることも)
- くびれ:ほぼ無い(胴がずんどう)
- 羽:前後の羽がほぼ同じ長さで、全体的に長い
クロアリの羽アリ

- 触角:「くの字」に曲がる
- くびれ:しっかりある(胴が細い)
- 羽:前羽が長く、後羽は短めで前後差が出る
見分けポイント3つ
この順で見れば迷いにくい
- 触角(アンテナ):まっすぐ寄り → シロアリ / くの字 → 黒アリ
- くびれ:ずんどうでくびれ無し → シロアリ / くびれあり → 黒アリ
- 羽の長さ:前後ほぼ同じ&長い → シロアリ / 前羽が長く後羽が短い → 黒アリ
比較表:シロアリとクロアリの羽アリの違い
| 見分け項目 | シロアリの羽アリ | クロアリの羽アリ |
|---|---|---|
| 触角 | まっすぐ(数珠状) | くの字に曲がる |
| くびれ | ほぼ無い(ずんどう) | はっきりある(細い) |
| 羽 | 前後ほぼ同じ長さ/全体的に長め | 前羽が長く後羽は短め(前後差がある) |
| 出やすい場所 | 室内・窓際・浴室近く・床下/基礎付近 | 屋外や窓周辺(季節により大量飛来することも) |
| 重要度 | 被害につながる可能性が高い | 基本は屋外の自然現象として起きることも多い |
注意:「羽が落ちているだけ」でも、発生源が近い可能性があります。
同じ部屋で繰り返し出る/羽が大量に落ちる/木部に違和感(空洞音、床がフカフカする)がある場合は、点検をおすすめします。
羽アリを見つけたらやること(失敗しにくい手順)
- 写真を撮る:全体+触角+くびれ+羽が分かる角度で(この記事の比較画像と同じ撮り方が◎)
- 発生場所をメモ:窓際/浴室/玄関/和室など。時間帯と数も記録
- 可能なら数匹を保管:袋や小瓶に入れて、判定・点検時に見せると早い
- 原因チェック:床下の湿気、木部の水濡れ、基礎周りの隙間、雨漏りの有無
- 不安なら点検へ:疑いが強いほど、早めの確認が修繕コストを抑えやすい
よくある質問(FAQ)
Q1. 羽アリが出たら必ずシロアリですか?
A. いいえ。羽アリは「シロアリ」だけでなく「クロアリ」でも発生します。見分けは触角・くびれ・羽の前後差の3点を見ると判断しやすいです。
Q2. 一番簡単な見分け方はどれ?
A. まずはくびれです。くびれがほぼ無い(ずんどう)→シロアリ寄り、くびれがはっきり→クロアリ寄り。次に触角(まっすぐ/くの字)で確認すると迷いにくいです。
Q3. 羽の長さの違いはどう見ればいい?
A.シロアリは前後の羽がほぼ同じ長さで、全体的に長めに見えます。クロアリは前羽が長く、後羽が短い“前後差”が出やすいのが特徴です。
Q4. 羽だけ大量に落ちているのはシロアリのサイン?
A. 可能性はあります。羽アリは飛び立ったあと、羽が取れて落ちることがあります。同じ部屋で繰り返し羽が落ちる/窓際や浴室付近で多い場合は、発生源が近い可能性があるので、場所と量を記録して確認すると安心です。
Q5. 羽アリを見つけたら殺虫剤で全部退治していい?
A. 慌てて大量に散布すると、状況把握が難しくなることがあります。まずは写真(触角・くびれ・羽)を撮る/発生場所と数をメモして、判定材料を残すのがおすすめです。必要なら、その後に対処でもOKです。
Q6. どの季節に羽アリが出やすい?
A. 種類や地域で差はありますが、一般的に羽アリは春〜初夏に増えやすい傾向があります。雨上がりや湿度が高い日、夕方〜夜に見かけるケースも多いです。
Q7. 家の中で羽アリを見たら被害確定ですか?
A. 確定ではありません。ただ、室内で繰り返し出る場合は、近く(床下・壁内など)に発生源がある可能性があります。木部がフカフカ/空洞音/床が沈む感じなどの違和感があるなら早めに確認がおすすめです。


